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大変な夜

昨日は当直でした。

例によって救急車で患者さんが運ばれてきます。

救急隊から入電。

目がショボショボする患者さんが入るとのこと。
それってドライアイか疲れ目ってやつなんでは・・・。

ウチの病院に罹りつけだと言うので、カルテを見てみる。
うーん、ちょくちょく来てるみたいだけど毎回救急車で来てるな・・・。
困った系の人だなー。

救急車が着き、患者さんが救急車から降りてくる。
元気そう。
そりゃそうだ、だって目がショボショボするだけだから。

患者さんに話しかけられる。

患 「私、腕に鍵穴があるんです・・・。」

日本語が理解できない。
腕を見ても鍵穴は無い。

僕 「鍵穴なんてないですよ。」

患 「今、鍵をかけてあるんです。」

僕 「そうですかー。」

困った。

患 「鍵を開けたいんです。」

僕 「目がショボショボして救急車を呼んだんじゃないんですか?」

患 「でも、開けたいんです。」

つげ義春 の世界にでも迷い込んだ気分。

僕 「じゃあ、鍵を貸して貰えますか?」

患 「嫌です。」

腕の鍵を開けるという人生で一度しか無さそうなチャンスをモノにすることができませんでした。
腕を開けてみたかったです。
日本語は間違っていません。

患 「あの、私、実は中森明菜なんです。」

そうですか・・・。


別の患者さん。

酔って転倒。
頭をぶつけています。
物凄く酔っ払ってて、暴れる、暴れる。
救急隊もウンザリ顔。

患 「帰るぞ、俺は!!」

僕 「お名前教えていただけますか?」

患 「うるせぇ!!」

名前がわからないので、カルテの名前は『千葉 太郎』に決定。

僕 「とりあえず頭ぶつけてるんだから検査しましょう。」

患 「イヤだ!!」

僕 「でも、後で何かあっても困るでしょ?」

患 「うるせぇ!!医療費の無駄遣いをしてんじゃねえ!!」

僕 「検査しましょうよ。」

患 「都の西北 早稲田の森に 聳ゆる甍は われらが母校ー。」

早稲田の卒業生なんでしょうか。
急にご機嫌で校歌を歌いだす。

患 「帰らせろって言ってんだろコノヤロウ!!」

頭が切れているのに暴れまくるので救急室が血まみれに。
地獄絵図です。

深田恭子の前世がマリー・アントワネットだったことを思い出しましたが、何の役にも立ちませんでした。

看護師さんにも食ってかかる。

患 「おい、ババア!!帰らせろ!!」

ババアではありません。まだ20代です。

看 「お願いだからおとなしくしててねー。」

患 「おい、ババア、コスプレなんかしてんじゃねぇ!!」

コスプレじゃない。
制服です。
正装です。

とにもかくにもなんとか検査を終え、お友達に迎えに来てもらうとお友達も酔っ払い。

看護師さんのお尻を触ってます。
勘弁してください。

会計を終え、タクシーを呼んで、患者さんとお友達には帰ってもらいました。

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