父ダイダロスは、息子のイカロスに言う。
「イカロスよ、空の中くらいの高さを飛ぶのだよ。あまり低く飛ぶと霧が翼の邪魔をするし、あまり高く飛ぶと、太陽の熱で溶けてしまうから。」 二人は飛んだ。 農作業中の人々や羊飼いたちが二人の姿を見て、神々が空を飛んでいるのだと思った。 イカロスは調子に乗ってしまった。父の忠告を忘れ、高く飛んでしまった。 太陽に近づくと、羽をとめた蝋が溶けてしまった。イカロスは羽を失い、青海原に落ちて死んでしまった。 以後、その海はイカリア海と名づけられた。 ゴールデンウィーク。 パラグライダーをしに行ってきました。 以前、登場したことのある友達夫婦と。 新婚のご夫婦。 実に仲がよろしい。 つい先日、奥様の誕生日にはご主人が作ったMIXテープを奥様にプレゼント。 僕はジャケットの絵を描いたので、僕のぶんのMIXテープも作ってくれてました。 ![]() でもね、一つ言いたい。 僕が描いた絵は・・・ ![]() こうだったはずなんですけど。 上下が逆。 僕 「上下が逆なんだけど、このジャケット。」 旦那「まあ、いいじゃん。」 奥様「うん、違和感ないよ。」 なるほど、そうですか。 じゃあ、僕も言わせて頂きます。 今、これを書きながら君の作ったMIXテープを逆回転にして聴いてますが、なかなかカッコイイよ。 話をパラグライダーに戻します。 とりあえず、車でパラグライダーをやる山に向かう。 ![]() 近くにコンビニがないので、飲食物は持参してくださいとのこと。 そうとう山奥に行くらしい。 ![]() のどかな山道を登っていくと、パラグライダースクールに着いた。 ![]() 事前に、半日体験コースを予約していた。 時間になると、インストラクターの紹介がされた。 が、かなりの強面。 『体育教師』か『体罰教師』なんてあだ名が頭に浮かぶ。 今にも 「おい!! 歯を見せるな!!パラグライダーを舐めるんじゃない!!」 なんて怒り出しそうだ。 中学の時の、何故か毎日手に鉄パイプを持っていた教師を思い出した。 こんな怒りっぽそうな人が僕の後ろについて一緒に飛ぶんだー。 なんて事を、この時は呑気に思っていた。 そんな事を思っているうちに説明が始まった。 イン 「えー、本来ならビデオを見て予備知識をつけた後で実技に移るんですが、今日はビデオは見ません。すぐに実技に移ります。」 な、なんで予備知識を省いちゃうんだろう・・・。 大事な事なんじゃないのかな。 そんな気持ちを察してくれるワケも無くフライトエリアに到着。 ![]() この時はまだ気持ちに余裕があった。 とりあえず、フライトに必要な装備をさせられる。 ![]() 装備の説明をうけた後で、走らされる。 ![]() イン「いいよ!! ピーターさんはセンスがいいね!!」 僕 「はあ、そうなんですかね。」 知識が完全にゼロなので何を褒められているのかさえわからない。 イン「時計持ってる? 今何時?」 僕 「10時40分です。」 イン「うーん、あんまり時間が無いな。よし!!飛んじゃおう。」 いや、あの、そんな簡単にGOサインを出してもいいんでしょーか・・・。 それなりに出来るようになってから飛びたいんですけど。 イン「よし、じゃあ、B斜面に登ろう。」 言われるがままに、斜面を登る。 イン「よし、じゃあ、君から行こう。」 旦那が指名される。 とりあえず様子を見てみたいし、僕からじゃなくて良かった。 ![]() ただ、一つ疑問が・・・。 いつまでたっても後ろについて一緒に飛ぶ準備をしていない。 何でだろう・・・。 隣で準備をしている人に話しかけられる。 隣 「今日、初めて?」 僕 「はい。」 隣 「初めて一人で飛ぶのって怖いよね。」 この時、初めて気がつく。 ああ、一人で飛ぶんだ・・・。 TVとかで見るパラグライダーは二人で飛んでるから、先入観から最初は二人で飛ぶものかと思い込んでいた。 隣 「落ち着いて行けば大丈夫だよ。」 優しい言葉をかけてくれる隣の人。 でも、僕、落ち着けるだけの材料は何も持ち合わせていないんですけど・・・。 今日やったのは、パラグライダーに必要な装備をして、平地を走っただけなんですけど・・・。 不安感だけが爆発的に高まる。 穴を掘って埋めた後で、何度もスコップで土を叩いて固めても這い出してくるぐらい強烈な不安感。 あー、セメント持ってくれば良かった。 そういえば、着地の仕方を習ってないんだけど、どうしたらいいんだろう・・・。 やっぱりビデオを見ておくべきだったんでは。 まあ、でも初心者に一人で飛ばさせるぐらいだから、地面からほんの1、2mぐらいしか浮かないんだろうな。 そんな事を考えているうちに、旦那にインストラクターが声をかける。 イン「よし、走れ。」 後ろで見守っていると、走った後で体が宙に浮いた。 うわぁー、アイツ、飛んでるなー。 予想に反して、ゆうに地面から5mはある。 あの人、平地を何回か走っただけでなんであんなに飛んでるんだろう。 ズザーーーッ。 体を地面にシコタマ擦り付けて着地する。 自分のボキャブラリーを総動員しても慰めることが思いつかないような悲惨な着地。 ああ、僕もああなるんだろうな・・・。 そう思っていると、 隣 「アレはブレーキをかけるのが遅かったね。もっと早めにブレーキをかけないとダメだよ。」 と、アドバイスをされる。 何のことだかサッパリわからない。 ![]() 問答無用でフライトの準備をさせられる。 イン「よし、走れ!!」 言われるがままに、走る。 走っていると体が宙に浮く。 うわぁ、高い。 下には茶畑。 このまま下に落ちたらどうなっちゃうんだろう・・・。 痛いんだろうな。 ところで、このまま飛んでても着地できそうな場所なんて何処にも無いんだけど・・・。 イン「右!!右に曲がれー!!」 インストラクターの声が耳に入る。 なんとか右に曲がって着地。 ほんの10秒ぐらいのフライト。 楽しいけど、怖い。 空を見上げると上級者が飛んでいる。 ![]() 上級者はえらいこと高く飛んでいる。 あの人達は、命綱もついてない状態であんな高いところにいるわけか。 カラスにでも突かれたら日には地面にまっ逆さまだ。 危ないなー。 生まれ変わっても、自分がパラシュート部隊に入れないことはとりあえずわかった。 実際飛んでみると、楽しいんだけど体調が万全の時にやるべきだということがわかった。 実は、風邪を引いていてパーカッションのようなドスの利いた咳が止まらない。 ちょっと走るだけでと、ゼエゼエして呼吸困難になる。 フライトする瞬間を写真に収めたかったので、カメラをかまえる。 僕 「写真撮るからバッチリ飛んでよ。」 旦那「わかった!!」 ![]() フライト前 ![]() フライト後 一機死んだ。 木に引っかかる。 ここ一番に異常なくらい弱い旦那。 しょっぱいな。 奥様の方が、よっぽど綺麗に飛んでいた。 旦那曰く、パラグライダーはあんまり面白くなかったとのこと。 奥様、あなたの愛しい旦那様の老後の趣味は般若心境の写経のような気がします。 最後にインストラクターと記念撮影。 ![]() イン「よし、俺がみんなを撮ってやるよ。」 ![]() 何故か後ろ向きな記念写真 3本ほどのフライトだったけど、パラグライダーは楽しかった。 とりあえず、パラグライダー場を後にし、川越の菓子屋横丁に向かう。 ![]() レトロな雰囲気が漂う ![]() ![]() 人力車もいる ![]() ただ、人が多すぎ。MPが無くなるまでニフラムと呟いても誰も消えなかった。 ![]() 日本一長いふ菓子(95cm)を買って、紫芋ソフトクリームを食べる。 味は普通。 人疲れして帰宅。 こんなGWでした。 次回からは、またカンボジア旅行記に戻ります。 ![]() ↑クリックするだけで、 無料で募金ができます。 ![]() ↑参加中のブログランキング。 ![]() |
![]() ライ王のテラス ![]() 象のテラス を見た後で、タ・ケウへ移動。 ![]() ピラミッド式寺院 タ・ケウ 王の突然の死で未完成。 ピラミット式なので階段を登る要領で一段一段登ることが出来る。 ![]() 一段の幅が15cmぐらいで登りづらい ![]() はりきって駆け上がるチャイ ![]() チャイ 「どうですか?」 僕 「疲れちゃったよ。一段一段が凄い狭いし。」 チャイ 「疲れましたか?」 僕 「うん、でも気持ちいいね。」 チャイ 「じゃあ、行きましょう。」 おい、チャイ。 疲れたって言ってるだろ。 八仙飯店に行って人肉饅頭を買って来い。 ![]() 登ったら降りる でもこの高さ タ・ケウを早々と立ち去り、タ・プロームに向かう ![]() タ・プロームに向かう途中、生えていた木を指して 話しはじめた。 チャイ 「これは、ギョジュエンに使う木です。」 僕 「・・・・・。」 チャイ 「ギョジェンです。」 僕 「ああ、漁船!? シップ?」 チャイ 「オオ、イエス。ギョゼン。」 その後、チャイは暇さえあれば『漁船』と呟いて練習していた。 実は、タ・プロームが一番見たかった遺跡。 ![]() ![]() ここは自然の力を明らかにするために ![]() 樹木の除去や ![]() 積み直しなどの修復をしていない。 ![]() ![]() 自然の脅威を感じることができる 残念だったのは、名前とかの落書きが物凄く多かったこと。 僕 「チャイ、タ・プロームって落書きが多いね。」 チャイ 「ああ、そうですか?」 興味があまり無いみたいだった。 アンコールワットの傍にある食堂で昼食。 ![]() グリーンカレー 暑さにヤラれて写真がボケボケ 昼食後、いよいよアンコールワットへ。 ![]() ![]() 僕 「アンコールワットって子供のお坊さんが多いね。」 チャイ 「あれは観光です。」 僕 「何が?」 チャイ 「カンボジア人もアンコールワット見たこと無い人たくさんいまーす。」 僕 「えっ!? じゃあ、あのオレンジ色の袈裟を着た子供達は観光なの!?」 チャイ 「はい。」 僕 「じゃあ、ここでお経読んだりとかしてるわけじゃないんだね。」 チャイ 「そうです。」 竹原慎二のぼこぼこ相談室にこのショックを打ち明けたくなった。 ![]() アンコールワットの柱には弾痕があった。 ![]() チャイの話によると、ポルポト時代のものらしい。 ![]() ![]() ![]() ![]() アンコールワットは仏教とヒンドゥー教が共存している 周りをキョロキョロしていると、物凄いものを見てしまった。 アンコールワットに来てから、チョクチョク見かけるオレンジ色の袈裟を着たお坊さん。 ただ、この坊さん。 サングラスをかけてる。 まあ、許そう。 日差しが強いし、まぶしいんだろう。 でも・・・・・ ウンコ座りで煙草吸ってるなー、この坊さん。 僕 「ねえ、チャイ。ココって煙草吸ってもいいの?」 チャイ 「はい、いいですよ。吸いたいですか?」 僕 「いや、そうゆーワケじゃないんだけどさ。」 僧侶に対しては常に敬意を払うこと。 『地球の歩き方』より抜粋 今、僕は敬意を払うことが出来ていません。 僕の業が深いせいでしょーか。 ![]() 作りかけのテバター この日の結論 カンボジアはゆるくて良い。 ![]() ↑クリックするだけで、 無料で募金ができます。 ![]() ↑参加中のブログランキング。 ![]() |
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