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旅行準備編2

黄熱病の予防注射をした次の日から早速と言うか副作用と思われる症状が現れた。

とにかく常に寒気がするのである。
皆さんも経験があるかもしれないが、風邪をひいて高熱が出る前の

「あー、こりゃ熱が出るな」

という寒気が波のように襲ってくる。
ちょっとでも運動したりだとか、雨に濡れたりでもしただけでも波に呑まれてあっという間に海難事故に発展しそうなのだ。

注射をした次の日は仕事だった。
体温計で熱を測ると36.7℃近辺をウロウロしている。
副作用なんだろうか・・・。

黄熱病注射を出来る注射をネットで検索している時にたまたま見つけ、ついつい読んでしまったブログでは高熱が1週間くらい続いている人もいた。
こうなってしまっては非常にまずい。
旅行に行く前から仕事に穴を開けた上、さらに旅行から帰って来た時には真っ黒に日焼けをしている自分の姿を思い浮かべるだけで精神的な頭痛がしてくる。

とりあえず僕は病院に勤務しているので、話の聞きやすいドクターに事情を説明した。


「あのー、仕事のことではないんですがちょっと聞きたいことがありまして・・・」


「・・・何?」

僕の神妙な顔つきに対してドクターは怪訝そうな顔で返答した。


「実は昨日、黄熱病の予防注射を打ったんですけど常に寒気がしてて体温計で計っても微熱があるような無いような感じなんですよね・・・。熱が出たら受診するように言われてるんですけど、これはやはりハッキリと熱が出てから受診するべきなんですかね・・・、のども痛いんですけど・・・」

「黄熱病!!!???解らないよー、黄熱病患者なんて見た事がないもの。」

やはり予想通りの答えが返ってきた。

「でも、まぁ、ちょっと待ってね」

パソコンに向かってGoogleで黄熱病と打ち込むドクター。
僕の視界に移るパソコンは昨日見たばかりのページが昨日と同じような順番で当然の如くHITしている。

「先生、昨日僕なりにネットで調べられることは調べたんですけど解らなかったんです。」

「そうかー。」

インターネットでの検索は、医療界の日常業務でも当然のように浸透していて、珍しい症例や自分の知識が足りていない症例などに直面した際には当然のようにネットで検索をする。
要領さえ心得ていれば、なによりも効率的に情報を手に入れられるし、調べたい単語とPDFで検索を行えば自分が知りたい内容の論文は簡単に読むことも出来る。
仕事の経験上、すでに前日にそれを行っていた。


僕が知りたかったのは以下のようなことだった。

・のどが痛い。

薬を飲みたいのだが風邪なのか副作用なのか解らないし、風邪薬を飲んだことで予防接種の効き目に変わりがあったりするものだろうか。

・熱っぽい感じがするし経験上、高熱に発展していく雰囲気がある寒気がする。

・受診するべきか。


これらの僕の質問に対してのドクターの答えは非常に的を得たものだった。

・ワクチンが風邪薬に負けてしまうとは考えにくいので問題無い。

・風邪薬を飲みつつ熱が上がったら受診をする

というものだった。


それからの一週間は寒気が続き、耳下腺がゴルフボールくらい腫れるなんて奥行きのある体調ではあったものの心配していた高熱にはどうにか襲われずに済んだ。

さて、この体調不良での1週間の間にも旅行の準備は少しだけしていた。
とは言っても単に、エチオピアの情報収集をしていただけなのだがどうしても気になることがあった。


治安。



地球の歩き方の安全情報から抜粋すると、

『得にここ数年で一挙に凶悪化。睡眠薬強盗に始まり、強盗の集団化、果てはピストル強盗までと多様化をみせている。』

などと書いてある。
さらには、

『以前こういった犯罪は、犯人が逃げやすい下町地域付近、住宅密集地の路地、川岸、人気の少ない郊外で発生することが多かったが、現在は高級商店街であろうが、大通りであろうが関係なく起こっている。17:00頃、得に週末や祝日などが狙われていたが、現在は白昼同道と人通りが多い時間でも強盗事件が多発している。また、ひとりを10~30人が襲ったり、しかもナイフを持っていたりする場合もあるので、周りの人々も何の助けも出来ない状況だ』


危ないじゃないか・・・。

信号機の故障した交差点で武田修弘の手信号を信用して道路を渡るよりも確実に危ない。
世の中にはこんな鬼っ子のような国もまだ存在するのだ。

こんな香ばしい情報を頭に入れつつもう一度根本的に旅行先を洗い直そうと思った。

実を言うと僕は旅行の際には達成感として求めるモノがある。

疲れることだ。

疲れないとどうしても旅行をした気分になれないのだ。
これでも今まで一応バックパッカーとして旅行をしてきたのだが、そのせいで

旅行=疲れること

と脳にインプットされてしまっている。
一度行ってみたかった沖縄旅行をした時には言葉も日本語だし、食事にもストレスを感じないので旅行をした気分になれなかった。
エチオピアは疲れることは間違いないが、これと言って見たい物もない。

アフリカに行きたいことは行きたいが、サバンナとかの国立公園にも全く興味がない。
どうしようかとあれこれ考えていたところ、そういえば昔、バオバブの木を見てみたいなぁーと思ったことがあった。

バオバブとは、サン・テグジュペリの『星の王子さま』で、星を破壊する巨木として描かれている木である。
アフリカではわりとどこの国に行っても生えていたりするのだが、マダガスカルにはバオバブの並木道と呼ばれるバオバブが道沿いにたくさん生えている。



マダガスカルの人達の写真をネットで調べてみるといい笑顔で移っている人が多い・・・気がする・・・。
よし、ここにしよう。

チケットを予約し、ビザを申請し準備を整えた。
マダガスカルは黄熱病の予防接種の必要は無かったが、有効期限の10年の間にアフリカには行くと思うので問題ない。

そしてバックパックを新調した。

実は今まで長年使っていたバックパックの型紐を調節するプラスチックが前回の旅行で割れてしまっていた。
今まで、台湾、カンボジア、ミャンマー、タイ、ラオス、インド、チュニジア、メキシコを共に旅行してきたバックパックだっただけに非常に愛着があったが、前回メキシコ旅行のときに割れてしまった。

いや、正確に言うとメキシコに行く前の成田空港で割れてしまった。
オープン戦の一回表に盗塁成功したものの、捕手の送球をヘルメットの上から左側頭部に受け、そのまま交代してしまうようなものだ。

バックパックで旅行をするときに必要なのは経験上、

丈夫な事

鍵がかけやすい事

容量(収納力)

この2点が非常に重要であると思っています。
これを考慮した結果、ノースフェイスのプロフィット52を購入しました。

プロフィット52 バックパック


海外旅行をする時に、僕の場合は50ℓは間違いなく必要です。
機内持ち込みの実際の持ち込み可能な容量は、経験上50ℓくらいです。
国際線ではどこの航空会社でも問題なく持ち込めますが、旅行先の海外の国内線では搭乗券を発行する際に引っかかる事も割りとありますが、その際には英語がわからない感じでキャリーオンバケージと繰り返し言い続けるか、強気な態度で話をすれば正直なところ押し切れます。
その結果、座席の上にあるキャビネットに入らない場合もあります。
僕は、確かミャンマーの国内線でキャビネットが閉まらずにスチュワーデスさんの座席の足元の荷物を置いてフライトをしたこともあります。

そして、素材が丈夫であること。
バスなどで移動をする際には荷物がナイフで切られて中の物が盗まれるなんて事があります。

その点このバックパックは、NORTH FACEのHPで確認すると、このようなマークが着いています。

52 プロフィット ノースフェイス

高強度のボンバスティック™コーデュラ®ナイロンファブリックと言った説明がされています。
ボンバスティックという名の通り、手榴弾などの爆発にも耐えられるくらいの強度を備えている・・・と言いたいくらいの強度があるそうです。
これならナイフなどの刃物にも強そうだ。

最近のバックパックは軽量、防水透湿素材やらで触った感じからして弱そうなものが多い。
大容量のバックパックは登山用の物が多いので仕方がないのかもしれないが、この点でもこのバックパックは合格点だ。


そして、鍵がかけやすい事。
バックパックの中の物を盗まれないように、そしてバックパック自体を盗まれないように宿に泊まった際にはバックパックをワイヤーでグルグル巻きして、ベットの足などに固定をする。

バックパック


写真のようにバックパックを完全に包み込むような物も売っているのだが、ここまでの物を必要としたことがないので、僕は普通のワイヤーロックを持っていっている。
このワイヤーロックを通し、かつワイヤーロックを使ったときに中に入っているものを盗みにくいバックパックはあまり無い。
50ℓクラスは、元々が登山用に作られているものが多いので、シンプルで高機能みたいな概観のものが多い。ワイヤーを引っ掛けられそうな所が下手をすると一つも無かったりする。

この点でも僕の買ったプロフィット52は合格点だった。


バックパックの購入も済み、残るところはマダガスカルの情報収集だった。
ネットで調べてもマダガスカルの旅行情報は、ツアーで行っている人や、もしくは1ヶ月くらいのゆったりとした旅行をしている人の情報などが多く見られた。
地球の歩き方のマダガスカルは購入することができるのだが、情報量としては少ない。
ロンリープラネットを買おうと思ったが、書店で買うと、4000~5000円くらいの非常に高いものになってしまう。

ネットで調べると、下記のアドレスで格安で買えることが分かった。

http://shop.lonelyplanet.com/madagascar/madagascar-and-comoros-travel-guide-6

もちろん、すべて英語だがChapterごとの購入も出来るし格安で購入できるので自分の行く地域だけ購入すればよいのだ。そして、さらにPDFでダウンロード出来るのでi-padに入れて持ち運びも出来る。なんて便利な世の中になったのだろう。

当然ここで、ロンリープラネットの購入をして情報収集を行った。
ロンリープラネットを一度でも使った方はすでにご存知かもしれないが、やはり情報量としては素晴らしい。

僕の行きたかったバオバブ街道においては、クァッドバイクでバオバブ街道を訪れるツアーなども紹介されている。
僕は、チュニジアでサハラ砂漠をクワッドバイクで走って以来、その魅力の虜になっていた。
クワッドバイクで目的地まで行くことに非常に魅力を感じていたのだ。
バオバブを見に行くなら、クァッドバイクだとこの瞬間に心が決まってしまった。

が、その後これが険しい道のりになることはその時はまだ気づいていなかったのである。





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