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4/23 ベンメリア

この日は、同じゲストハウスに泊まっているH君と車をシェアしてベンメリアに行くことにした。
郊外にある遺跡なので、車で片道1時間半ぐらいで51ドルかかる。
シェアして行かないと正直、懐が痛い。

ベンメリアはラピュタのモデルになった場所だと言われているが、ペルーのマチュピチュなど他にもモデルになったと言われている場所があるので実際のところはどうだかわからない。

車をシェアしたH君は喋ってみるとなかなかアレだった。
H君はシェムリアップに来て3日目。
僕の泊まっているゲストハウスに来たのは昨日の夜だったが、それまでに散々ボッタくられたらしくちょっとだけ怖気づいていた。

まず、シェムリアップの空港に着き止まる場所の決まっていなかったH君は空港にいたバイクタクシーのドライバーに市内のゲストハウスに10ドルで連れて行かれる。(通常2ドル)

ゲストハウスに着くと、バイクタクシーのドライバーに翌日のアンコールワット近辺の案内を30ドルで申し込まれ、了承する。(通常8ドル)

連れて行かれたゲストハウスは窓も無く、ドアには鍵がついておらず、かなりの不安を覚えたそうだ。

僕 「ドアに鍵がかからないってかなり嫌だね。」

H 「はい、身の危険を感じました。」

僕 「なんで部屋を見た時に別のゲストハウスに移らなかったの?」

H 「いや、なんか、別のところに行きたいって言ったら悪いかなって思って。」

僕 「いや、悪くないでしょ、だって鍵かからないの嫌じゃん。」

H 「そっすねー。」

僕 「自分で南京錠とか持ってきてないでしょ?」

H 「南京錠って名前からして強そうですよね。」

話を聞けば聞くほど、ゆうこりんなH君だったが、話をしているとなんとなく憎めないキャラクターだったので、ただただ笑ってしまった。

僕 「高いなーって思ったら、高いって言わないとどんどんボラれちゃうじゃん。」

H 「はい、勉強になりました。」

今、泊まっている、やまとゲストハウスに来るにも全然見当違いの所で降ろされ、しょうがなく地図を見ながらやまとゲストハウスに辿り着いたそうだ。

僕 「じゃあ、今のゲストハウスに来てホッとしたんじゃない?」

H 「はい、カンボジアに来て初めて安心を手に入れることが出来ました。わからないことがあったら教えてください。」

僕 「いや、でも、僕も海外ひとりで来るの初めてだし、教えられることなんて無いよ。」

H 「いや、それでも参考になります。」

その勉強熱心さを、カンボジアに来る前に日本で予習しておけばこんなことにならなかったんじゃかな、H君。


外の景色がのどかだったので、ぼんやりと眺めているとH君に話しかけられる。

H 「話しかけていいすか?」

僕 「うん、どうしたの?」

H 「あの、地球の歩き方に書いてあったんですけど、ベンメリアに行く途中に山賊が出る危険があるって書いてあったんですけど、山賊出るんですかね。」

知らなかった、山賊が出るなんてどんな場所にある遺跡なんだろう。

僕 「うーん、どうなんだろうね。」

しばらくの間、二人で地球の歩き方を食い入るように読み漁った。
山賊。
一回、生で見てみたいけど痛い目にあうのは嫌だな。

しばらく車に乗っていると、プレハブの料金所が目の前に現れる。
道路の舗装もされていないのに、ここから先は有料なんだな、なんて思っていると、

H 「道路代は僕が出します!!」

鼻息を荒げていつの間にか財布に手をかけているH君。
いつの間にかついでに、さっきよりも髭が濃くなっている。
君のその心意気はその男性ホルモンの代謝と同じくらい旺盛だね。

僕 「道路代は多分、最初に払った料金の中に入っているんじゃないかな。」

ドライバーが料金所の人にお金を手渡している。

H 「うわっ、本当っすね。」

リアクションが全盛期から1、2年たった頃の出川哲郎ぐらい大きい。
見ていて飽きないな・・・。

また景色をを見ようと顔を外に向けると、H君が興奮気味に話しかけてくる。

H 「見てくださいよ、料金所のバーが手動ですよ。紐で引っ張ってバーを上に上げてますよ!」

僕 「ホントだ。」

料金所の人が、紐で引っ張ってバーを上げている。
レトロだ。

カンボジアの緩い雰囲気を楽しんでいるうちにベンメリアに着いた。
ベンメリア

ベンメリャア
歩いていると、現地のおじさんが地面を指差して話しかけてきた。

お 「コレは蛇の通った跡だ。気をつけろ。」

初対面でファーストミットを突き破るような牽制球を投げられる。

ニヤニヤしているおじさん。

お 「俺が遺跡を案内してやるからついて来い。」

とりあえず、後について行くことにする。

H 「うわぁ、なんかこの遺跡、ドラクエみたいですね。」
ベベンメリーア
確かにドラクエっぽい雰囲気のある遺跡だ。
ピエンメリア


お 「よし、中に行くぞ。」

ゲンメリタ

お 「ここから先も案内するからガイド料として1ドルくれ。」

やっぱりそういうことだったか。
H君と軽く相談し、安かったのですぐに1ドルを渡して案内をしてもらうことにした。
ただ、このおじさん、英語の発音がかなり悪くて説明を理解するのが大変だった。
ベンメリア ガイド
ぐんぐん先を歩いていくおじさん。
ベルメルル
実はコレくらいの高さのところを歩かされる。

H 「この遺跡、日本にあったら絶対に中に入って見れませんよね。」

確かにそうだ。
こんな崩れかけの遺跡を登ったり降りたりなんていうのは、日本では危険だからと言われて見る事が出来ない気がする。
キンメリド

ケンメレレ


遺跡の中にあるブランコのように乗ることが出来る木で
ブランコ
記念撮影。

ブランコ ガイド
このおじさんの娘は、百人一首で日本語の勉強をしている気がした。

一通り遺跡を見終わった後で、おじさんにお礼を言って別れる。
H君と二人で遺跡の周りをフラフラと歩く。
意外と広い ベンメリア



僕 「意外と広いよね、この遺跡。」

H 「そっすねー。」

二人でダラダラと歩いていると、


ドーーーーン!!

爆発音がした。

H 「な、なんですかね・・・。」

僕 「・・・そういえば、この辺、地雷の撤去作業をしてるらしいよ。地球の歩き方に書いてあった。」

H 「地雷の音だったんですかね。」

僕 「わかんないけど、明らかに日本では聞いたことが無い種類の音だったね。」

H 「地雷撤去じゃなくて、誰かが地雷踏んじゃったりしてないですかね・・・。」

僕 「そうじゃないといいね・・・。」


他の遺跡とは、少し毛色が違い見学するにもちょっとした冒険気分を味わうことが出来たベンメリアだった。


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コメント一覧

#722
いいですね。あぶなっかしい旅は。
でもH君は南米旅は止めたほうがいいかな。
ピーターさんはゴーでしょう。
#723 BIG Tさんへ
次はマチュピチュにゴーですかね。
コスタリカなんかもいいですね。
でも、今はミャンマーに一番行きたいです。

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