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9/2 バガン その4

シャイシャイにお腹を空いた事を伝えると、

シ 「何が食べたい? 中華、ミャンマー料理、何がいい?」

と聞かれた。
ミャンマーに来てから、まだミャンマー料理を食べていない。
迷うことなく、

僕 「ミャンマー料理が食べたい。」

と、伝えるとシャイシャイは

シ 「OK。」

と、笑顔で応えた。
シャイシャイオススメのミャンマー料理屋に連れて行ってもらう。
店に着くと店員から話しかけられた。

店 「セットメニューがあります。チキンカレー、ポークカレー、マトンカレーなどが入ったものです。」

僕 「それをお願いします。」

少し待っていると、料理が次々と運ばれてきた。
ミャンマー料理
大量なセットメニュー。 ビールの大瓶つきで300円くらい。

ミャンマー料理と言えばカレー。
ただし、日本のカレーともインドのカレーともかなり違う。
かなり油っこい。
ミャンマーのカレーは、玉ネギをスパイスと炒めたものに具を加えて煮込み、水分を蒸発させて具の表面が油で覆われているように仕上げたもの。
インドのカレーは日本のカレーに比べて油の量が多いが、それの比ではなく解りやすく言うと、チキンカレーなんかでは油の中にチキンが置いてあってチキンの上にカレーがかけてある感じ。
そして、この油っこさに負けてしまう旅行者が多い。

セットメニューではカレーの他に副菜、サラダ、スープ、デザート、ご飯山盛りで食べ放題のバイキング状態。
例えばチキンカレーが無くなったと見るや否や、店員が空になった皿を厨房に持っていき何事も無かったように新しいチキンカレーを盛ってくる。
少食の僕としては、一つも嬉しくないサービスまでついてくる。
値段の事だけを考えればかなりのお得さがあることは間違いない。

カレーを食べてみると美味い。
ルーを食べると言うよりも、具を食べるといた感じ。
特にポークカレーが美味しい。
他にも、芋のカレーなんかもわりと美味しい。

ただ、僕は八角が好きではない。
中華料理の肉料理なんかでは大量使われる八角。
チキンカレーにもマトンカレーにも八角が使われている。
正直なところ厳しい。

豆腐のカレーに至っては物凄いニオイを発している。
スプーンですくって口に近づけた時点で食べる事ができない事がわかる。
それでも食べてみると、やっぱり切ない味がする。
もし仮に腐っていたとしても、絶対に気づく事が出来ない。

食べてみての感想。
美味しいものは美味しい。
魚の唐揚げなんかは、気がつくと歯茎に骨が刺さっている事を除けば美味しかったし、サラダも美味しかった。

一通り食べ終わり、お腹が一杯になった事を店員に伝えると出てきたものがコレ。
ラペットゥ
ビールを飲んだため、写真がボケる。  
ラペットゥ 別名:食べるお茶。
発酵させた茶葉とピーナッツなどを混ぜて食べる。
そんなに美味しいモノではない。

そしてコレ。
コレは凶暴に美味しかった。
ミャンマー お菓子
ピーナッツのお菓子。

とにかく甘い。
が、駄菓子屋を思い出すような甘すぎるけど一昔前の日本を思い出させるような素敵なお菓子。

ビールを飲みながら食事をしていたので、トイレに行きたくなった。
トイレに入ると「ヒィ」と小さく悲鳴を上げたくなった。
トイレ バガン

ミャンマーのトイレは基本的に水洗トイレだが、遺跡周辺のレストランなどは写真のようなトイレであることが判明した。
トイレを見ながらふと思った。
一体どうやって使ったらいいんだろう。
今回僕は、小便をしたかったので水桶の中の水を使う必要が無かったがもしそうじゃない場合には・・・。

ウ○コをする→尻を拭きたい→紙が無い→水桶の水で尻を洗う→手につく。

さて、手についたモノも水桶の水で洗うとして・・・。
手をそのまま水桶に突っ込んでいる人はいるんだろうか。
水がやたらと濁っているんだけれども・・・。

考えてもしょうがないので、日本で生活している時よりも尻の穴には緊張感を持って貰うことにして、より目になりながらトイレを後にした。

支払いを済ませ、馬車に乗り込みゴドーパリィン寺院を目指す。
ゴドーパリィン寺院
バガンで2番目に高い。

寺院の中には、
鼻の下が長い
鼻の下が長い仏像や、
適当な仏像
小学生の夏休みの工作のような仏像があった。

昼ご飯の時にビールを飲んでしまったため、寺院の中を歩くのが面倒になり、じっくりと見ることもなく馬車に乗り込んだ。

馬車に乗って景色を眺めていると、
バガン 道
木が道を遮っていた。
道を塞ぐ木 バガン
倒れた木を見ていると、真ん中高めのストレートを見逃した気分になる。

馬車に乗って揺られていると、昼に飲んだビールがまわりなんだか気持ちよくなってくる。
こうなってくると遺跡を見て回るのが面倒になってくるし、どこに行っても仏像は同じ顔に見えるし、寺院やパヤーの造りも同じに見えてくる。

マヌーハ寺院では、暑さと酔いに負けてもう完全にやる気を失い
マヌーハ
物売りの子供達と遊ぶことにした。
マヌーハ寺院

物売りの子供達はとても人なつっこく、絵はがきを買わないとわかってもついて来る。
物売りの子供達は絵はがきなどを売る商売用の英語は少し話せるが、日常会話ができるほど英語を話せるわけではない。
コミュニケーションが取れないので、とりあえず体をくすぐりまわすと大声を上げて喜ぶ。
笑いながら逃げていくので、その後を追いかける。
結果、無邪気に笑う子供達と寺院の中を走り回る。
子供 バガン
信仰心の強いはずのミャンマーでも子供は仏様の上を自由に走り回る。

走り回って疲れたので、寺院の中を少しは見て回ろうかと思い歩いていると、調子に乗った子供達が手を繋いで横一列に並び、先に進めないように行く手を遮っている。

子供 「1ドール、1ドール。」

楽しそうに歌っているが、1ドルくれないと先には進ませないとゆうことらしい。
子供達の手をチョップで叩き切ると、笑い声を上げながら蜘蛛の子の様に散っていく。
歩いていると今度は僕を中心に円になって手を繋ぎ、カゴメカゴメ状態で、

子供 「1ドール、1ドール。」

と歌っている。

僕 「グワァーーー。」

と声を上げ、右手を高々と天にかざした後でチョップで輪を切ると、楽しそうに笑いながら散っていく。
その後、何度もカゴメカゴメ状態になる。
いい加減疲れたなー、と思っていると、

子供 「キャンディー、キャンディー。」

と、飴をねだってくる。
可愛らしかったので飴をあげたかったが、持っていなかった。
飴を持っていないことを伝えると、あからさまに膨れっ面になる子供もいて笑ってしまった。

そんな子供達がいるかと思えば、お母さんに何度も叩かれ半分泣きながら、一生懸命お経らしきものをあげている子供もいた。
子供 お経


子供と遊んだりしながらバガンを回っていた僕は、遂にスコールに襲われた。
道の脇に馬車を寄せ、スコールがやむのを待つ。
ただ、一つ問題が。
馬車には屋根がついている。

が、屋根には穴が開いていた。

雨漏りしている箇所を避けながら縮こまりスコールをやり過ごそうかと思っていたが、一向にやむ気配が無い。
するとシャイシャイが笑顔で肩を叩いてきた。
荷台に敷いてあったビニールシートを穴の開いている部分に当てて塞ごうということらしい。
二人でビニールシートで穴を塞ぎながら待つこと5分。
ようやくスコールがやんだ。
僕もシャイシャイも頑張った甲斐なくびしょ濡れ。
思わず二人して笑ってしまった。

馬車は再び走り出し、ミンガラー・ゼティに向かった。
ミンガラー・ゼティの入り口には近所の悪ガキ風な若い二人の男が立っていた。
案内するから一緒に登ろうと言っている。
案内されるがままに、登る。
ミンガラー・ゼティ

話をしてみると二人とも大学生らしい。
二人ともバガン出身で今はバガンに住んでいないが、夏休みで実家に帰ってきている。
三人で景色を眺めながら、煙草を吸う。

男1 「俺の両親は漁師だ。でも漁師にはなりたくない。俺は大学で英語の勉強をしてるんだ。」

僕  「漁師だとお金が少ないの?」

男1 「全然駄目だ、だから英語の勉強をしてるんだ。」

僕  「そうなんだ。」

遠い目で景色を眺めながら語っていた。
ただ、その横顔はギラギラしているように見えた。

男2 「ここは、政府が旅行者が登れないようにクローズしたんだ。でもお前は登った。クローズされてから初めての旅行者だ。」

本当にクローズされてから初の旅行者かどうかはわからないが、確かに地球の歩き方には、現在は登る事が出来ないと書いてある。

その後もミャンマーの事や、日本の事を色々と話す。

男1 「お前はビールは好きか?」

僕  「好きだよ、ミャンマーのビールは美味しいよね。今日の昼も飲んじゃった。」

男2 「俺もビールは好きなんだけど、僕らにとっては高いんだよ。しばらく飲んでないなー。一番最近飲んだのがいつだったのか思い出せないよ。」

ミャンマーの民間の普通の会社員は50000~70000チャット(5000円~7000円)。
ビールの大瓶が1000チャット(100円)前後。
かなり大雑把な円換算をして日本で考えると、一瓶が6000円~8000円くらい。
久保田の千寿一升瓶2本分、もしくは魔王の四号瓶が買えてしまう。
確かに高価だ。

男2 「ここで夜景を見ながら一緒にビールを飲まないか?」

僕  「でもここからだと、宿まで遠いんだよね。」

男2 「大丈夫、飲んだ後でバイクでホテルまで送るから。」

なんとなく憎めない二人だったので、お酒を奢るのはかまわなかった。
ただ、異国の地での飲酒での二人乗り、もしくは三人乗り。
はっきり言って怖い。

僕  「僕の泊まってる所の近くで、美味しいミャンマー料理の店知ってる?」

ご飯を一人で食べるのも味気ないと思っていた僕は、こう切り出した。

男1 「知ってる、知ってる、一緒に行こう。」
 
僕  「じゃあ、三人でご飯を食べながら飲もう。」

男2 「ホントに!? 任せてくれ!!」

二人を見ると喜んで力強くガッツポーズをしている。
ビールを飲める事が嬉しくてしょうがないらしい。
あまりの笑顔にますます憎めない。
自分が極貧大学生だった頃を思い出すと気持ちが痛いほどわかった。
待ち合わせの場所と時間を僕の泊まっているゲストハウスの前に決め、二人と別れた。
笑顔でバイクに二人乗りをしながら、

男1 「絶対に迎えに行くから!!」

と、言いながら上機嫌で去っていった。

時計を見るとサンセットの時間が迫っていた。

その5に続く。

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コメント一覧

#940
いや~、トイレが、困りますよね。
その後、どうしたのでしょうか。
旅行中、一回もウンコしなかったなんてことはないですよね。(笑
#946 Marcyさんへ
ウンコは泊まっているところでしてました。
ゲストハウスは日本と変わらないトイレだったので。
ただ、ゲストハウスやホテル以外は写真のようなトイレでした。

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