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9/2 バガン その5

サンセットを見るために、ブーパヤー・パヤーに向かう。
ブーパヤー・パヤーに着くと船の運転手が待ち構えていた。

運 「さあ、行こう。」

言われるがままに後について行く。

ブーパヤー・パヤー サンセット
一人で船を貸しきってサンセットを見に行く。 お腹を六つに割りたくて、ハンマー投げの室伏にフィジカルコーチとして雇い、筋トレをするくらい贅沢な気がした。
が、
エーヤワディ 出向
出航早々、船を繋ぐ為の係船棒にぶつかって壊す。
運転手を見ると笑ってごまかしている。

椅子にグッテリと寄りかかって、船を独り占めしている余韻に浸りながら煙草を吸う。
その五分後、頭の中に疑問が浮かんできた。

船に一人で乗ってサンセットを見たところでどうなんだろう。
貸し切る必要は無かったんじゃないんだろうか。
サンセットが見たいわけじゃなくて、船に乗る事が好きで乗ってるだけだし。

そんな事を考えていると、運転手から話しかけられた。

運 「サンセットまで時間があるから、川沿いにあるウェッヂーイン村の寺院に寄ろう。」

ウェッヂーイン村の寺院に着くまでには少しだけ時間があるらしいので、川の風景の写真を撮ることにした。
エーヤワディー川の風景

エーヤワディー川の船

エーヤワディー川 サンセット

何枚か写真を撮っていると、運転手から話しかけられる。

運 「あれだ、あれ、あの写真を撮ったほうがいい。」

運転手の言われたとおりになんだかわかならいまま、運転手の指が差すほうにカメラを向けて写真を撮る。
シャワー

僕 「あれは何なの?」

運 「あれは、風呂に入ってるんだ。ミャンマー人は川が風呂なんだ。」

運転手は笑顔で答えた。
何故か、ミャンマーにて人生初の風呂場の盗撮を経験する。
別に男の人が風呂に入っている所の写真でもいいんだけど・・・。
サービス心が余計なところまで行き届いている。
痒いところに手が届くのではなく、痒いところはおもいっきり引っ掻いちゃえば痛くなって痒くなくなるじゃん的なサービス。
今すぐこの船に人間魚雷がぶち当たらないと来世は殿様バッタにでもなってしまう気がした。

運 「ホラ、あそこ、あれも風呂に入っている。写真を撮れ。」

またもや女の人。

運 「近くによるから待ってろ。」

過剰なサービスに船の上を前後左右に徘徊したい衝動に駆られる。
船は体を洗っている女の人たちに可能な限り、近づいていく。
写真を撮ることを躊躇っていると、

運 「ホラ、撮れ、ベストショットだ。」

と、出陣前の武田信玄のような形相で迫ってくる。
しょうがないので、写真を撮る事にした。
川が風呂場
写真を撮った後で女の人たちと目が合う。
なんだか気まずいので、目を反らしながら心の中でゴメンなさいと謝りながら、旅の恥は掻き捨てという自分にだけ都合の良い言葉が頭の中をグルグル回っていた。
するとどうだろう。
女の人たちの10mほど先に船が着岸した。

運 「着いたぞ、さっき写真を撮ったところの階段を登っていけば、ウェッヂーイン村だ。」

オイ、その階段を登るには、さっき一日の垢を落としていた女の人達の所に行かないといけないじゃないかよーーーーー!!!!

運転手の顔面にダース単位でパンチを浴びせたくなった。
案の定、川の水でしっとりとした布1枚をまとった女の人達の前を通るとビルマ語でキャハキャハと笑われながら話しかけられた。

階段を登ると、寺院があった。
ウェッヂーイン村
運転手曰く、バガンで一番古い寺院らしい。
ウェッヂーイン村 寺院
寺院は木製で老朽化が進み、木を打ち付けている釘が元気良く飛び出している。
釘が出ている箇所を見つけては、

運 「気をつけろ。」

と声がかかる。
確かに、気をつけないで歩くと足がスプラッター映画のように血みどろになってしまいそうなくらい釘が出ている。
さらに寺院の中に入ると、訪れる観光客が少ないせいか明かりが全く無く、懐中電灯で照らしながらではないと歩く事が出来ない。
寺院の中にある仏像も傷んでいる。
ウェッヂーイン村の寺院

ウェッヂーイン村 達磨

寺院の外に出ると物売りの子供達が待ち構えていた。
チンパンヂー違法出演


子 「絵はがき、5枚1ドル。」

僕 「いらないよ。」

子 「じゃあ、キャンディーかボールペンが欲しい。」

ポケットの中を探ってみると、成田空港で買ったのど飴が入っていた。
子供達にのど飴を渡すと、目をキラキラさせながら喜んでいる。
可愛らしかったので、一番小さな子を写真に撮ろうと思い、カメラを向けると涙目になる。
銀魂な子供
写真が撮り終わると、何事も無かったように喜んで跳ね回っている。

運 「君は子供達のヒーローになっているよ。」

笑顔で話しかけてくる運転手。
のど飴だから美味しくはないんだけどなぁ、とは言えない空気になっていた。

船に戻ろうかと思い、運転手と歩いているとオレンジ色の袈裟を着た僧侶と遭遇した。
運転手は、スコールの降った後でドロドロになった後の地面に迷うことなく膝をつきお祈りを始めた。
ある種の独特の雰囲気を纏っている僧侶。
高倉健と渡哲也を足して2で割らないくらいの存在感がある。
呆気にとられて、ただただ僧侶を見つめているとコチラをチラリと見た後で歩いていってしまった。

運 「あの方は、この辺りでとても偉い僧侶なんだ。」

運転手はいかにもありがたいといった表情で、船に向かって歩き始めていた。

再び船に乗り込み、写真を撮る。
船 ミャンマー 川 大胃王
ナイロンで編んだ米袋を縫い合わせたモノを帆にしている船。

あいにくの曇り空で、サンセットを見る事は出来なかった。
サンセット バガン

ミャンマー サンセット 猫垣さん


船を降り、ゲストハウスに帰る。
シャワーを浴びた後で、ご飯を食べる事を約束をした二人待つ事にした。
ゲストハウスのベランダに出て、煙草を吸っているとスコールが降ってきた。
こんな雨の中でも、あの二人は来るんだろうかと思いながら二人を待つ事30分。
現れる気配が無い。
ミャンマー人は日本人と違って時間の認識がゆったりしているのかもしれないと思い、さらに待つ事30分。

すっぽかされた。

あれだけ喜んでいたから、絶対に来ると思っていたのに。
ガッカリしながら、一人でご飯を食べに行く事にした。
歩きながら、地元の人がたくさん入っているお店を探す事にした。

少し歩くと、他の店とは比べ物にならないくらい地元の人が入っている店を見つける。
この店は美味しいに違いないと思い、店に入ると、店の中にいたミャンマー人4,50人の視線が一斉にが注がれる。
店員がビルマ語で話しながら、近づいてくると店内が大爆笑に包まれる。
雰囲気から察するに、少なくともかつみ♥さゆりよりも面白い事を言った事だけはわかったが、いかんせんビルマ語だっただけに良くわからない。

店員に話しかけると英語があまり通じない。
周りからは野次らしきものも飛んでくる。
旅の指さし会話帳を駆使して店員に話しかけると、どうやらこの店は喫茶店らしく食べ物は無いらしい。
ガックリとうなだれて他の店を探そうと思ったものの、どうにも足が重い。
しかたなく近くにあったイタリア料理の店に入る事にした。

やりきれない僕は、この店でビールをたらふく飲み、酔っ払いながらゲストハウスに帰った。


僕は旅行に行ったときに今回のような旅行記を書くために、その日に起きた出来事を忘れないために簡単なメモを取る。
この日もベロベロに酔っ払いながらもメモを取っていた。
その日のメモを見ると、ただ一言こう書いてあった。

FUCKの正しい使い方を知った。

だった。

その後、ミャンマーの洗礼を余すことなく受けるとはこの時はまだ気づいていなかった。

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コメント一覧

#941
学生、ビール飲みたくなかったのかな。
店員さんは、なんて言ったのでしょう。
「ポンヨヨヨ~ン」かな。
#942
履歴から来ました~! !

お互いがんばっていきましょう♪
コメントなども、よろしく♪w
#943
 確かに、なんかムカつくなぁ。とつぜんの大爆笑は。ファック。
#944
この「バガンで1番古い寺院」はとってもいい雰囲気がありますね、西遊記のロケとかで使えそうだな。ミャンマーの子供たちかわいらしいですね、日本人でこういう子供たちって今はもういない。知らない人となんとなく遊べるような時代ではなくなりましたからね。

しかしまぁ、シャイシャイ君たちとの食事が出来ず残念でしたね、もし食事が出来たら彼らのもっとプライベートな面白い話が聞けそうだったのに。でもピーターさんの旅行はいつも盛りだくさんでしかも一人旅。ここまで好奇心旺盛に活動されていて凄いと思います。
#945
すっごい続きが気になってます。
あー続き下さいー(;´Д`)
#947 Marcyさんへ
猛烈なスコールが止んだり降ったりを繰り返してたんで、来る気が無くなっちゃったのかもしれないです。
店員さんはありえない位の大爆笑をとったんですよ、一言で。
ビルマ語がわからなかった自分が不甲斐ないです。
#948 おしゃれcatさんへ
これからも頑張ります。
#949 kevinさんへ
ムカつくって言うよりも一人でご飯を食べる事の寂しさに負けました。
#950 ゴティコさんへ
言われてみると、日本の子供達は知らない人とは遊ばない時代かも知れませんね。
今回の旅はは好奇心旺盛さが日を立つごとに発揮される旅になりました。
好ご期待。
#951 カリンさんへ
後半に行くに従って、大変になって行きます。
徐々にアップしていきますんで待っててください。

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