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9/3 バガン滞在2日目 その1

9回裏 ツーアウト、ランナー二、三塁。
一打逆転の場面。
ピッチャーの投げた渾身のストレートをきれいな流し打ちでライト線へタイムリー二塁打。
逆転かと思いきや、ランナーがホームベースを踏み忘れてゲームセット。
あと、一歩のところで負けた。

バガン初日はそんな感じだった。

バガン二日目は暑さから体中にごま油のような汗を掻いて目が覚めた。
シャワーを浴びて、ゲストハウスの屋上で朝ごはんを食べる。
ミャンマーは安宿でさえ朝ご飯が付いてくる。
朝ご飯はスクランブルエッグやパン、コーヒーなど。

部屋に戻って外に出る準備をする。

それにしてもお金が減らない。
前日に100ドル分を両替した。
大量のチャット
昨日もお金を使っているのにまだまだ分厚い。

今日は1日700チャット(70円)の貸し自転車で寺院を回ることにした。
貸し自転車
脳みそを磨耗させる日本語が書いてあるサドル。 

自転車に乗ってマーケットに行ってみることにした。
マーケット バガン
生活用品や食料品、お土産などが売っている。
ミャンマー マーケット

「何か買わないか?」と声をかけられるがあまりしつこくない。
ミャンマー人の人柄が出ている気がした。

果物の写真を撮ろうとカメラを構えると一瞬にして物売りの子供に囲まれた。
集団スリかと思わせるかのような勢いでくっついて離れないし、全力投球で話しかけてくる子供達に阻まれて、写真が撮れない。

チューバッカばりのパワーで子供達を蹴散らして、マーケットを後にした。

マーケットから寺院が集中しているオールドバガンまでの距離は約10km。
自転車がママチャリなのと、あんまり必死に自転車を漕いでも疲れちゃうので、片道一時間くらいと予想される。
必死に漕がないといっても炎天下の中、一時間も自転車を漕いだら間違いなく暑さにやられてしまうので、休憩を挟みながら移動する事にした。

最初の目的地は、シュエズィーゴォン・パヤー。
マーケットから2kmくらい。
地図も見ずに、適当に走ったため最初から道に迷ってしまい、道を歩いていた僧侶に道を聞くことになる。

親切な僧侶のおかげで、シュエズィーゴォン・パヤーに着いた。
シュエズィーゴォン・パヤー
バガンを代表する仏塔で「シュエ」は金を表す言葉で文字通り金色に輝く仏塔。

シャリーン・・・

何処からか、金属音が聞こえる。
音の出所を探してみると、パヤーの上部に鈴のような小さな鐘が沢山ついていた。
シュエズィーゴォン・パヤー バガン
風が吹くと綺麗な音が聞こえてくる。

気がつくといつの間にか、金箔を持った女の人たちに囲まれていた。
ミャンマーでは寺院に黄金を張る行為で得を積らしい。
笑顔で金箔を差し出してくる女の人。
金箔貼り

アメリカのホラー映画で必ずトウモロコシ畑が出てくるように、金箔を1枚貼り終わると、予想通り金箔代を請求される。

女 「1000チャット。」

さっきまでの笑顔は消え失せ、氷水のような声で金箔代を請求してくる。
それにしても、高い気がする。
だが、「ディスカウント。」と言った瞬間にせっかく積んだ得がなくなってしまいそうな気がしたので戒厳令の夜のように「ディスカウント」の言葉を飲み込み、諦めて払う事にした。
1000チャットは相場よりも高いのか、他の金箔売りも必死になって金箔を売ろうとしてくる。

売 「2枚1000チャット。」

オニヤンマのような目でこちらを見ながら、金箔の値引きまで始まる始末。
ミャンマーは本当に信仰心が強いのがどうかわからなくなってしまった。

金箔売りを振り払い、パヤーの中を歩いていると
手には金 仏像
両手にお金を持った仏像や、
鉢巻に金
頭にお金を巻いているありがたみを感じづらい仏像もいるかと思えば、
がりがり 
ガリガリに痩せた
パヤー ガリガリ
像もあったりする。
象 ミャンマー
目に精気を感じられない象。

このパヤーは写真のように秒殺総合デパートであるわけではもちろん無く、
犬
犬が寝そべっていたり、
シュエズィー
通路を通って敷地の外に出ると
牛 バガン
牛がウロウロしていたりもするようなノンビリ館でもある。

外に出て、自転車に乗ろうとすると鍵が開かない。
鍵穴が歪んでしまっている。
何とか開けようと頑張っていると、近くにいた若い男の人が鍵を貸せとジェスチャーをしてきた。
アッサリと鍵を開け、「ジャパニーズか?」と効いてくる。「そうだ。」と答えると何かを納得したような顔をして去って行ってしまった。

この後、自転車に鍵をかけるたびにこの鍵穴に悩まされたが、ガチャガチャやっていると必ず近くにいる人がやってきて鍵を開けてくれるというミャンマー人の優しさを感じる事になった。

再び自転車に乗り、オールドバガンを目指す。
自転車に乗っているとやたらと話しかけられる。

手を振ってくるおじさん、笑いながらビルマ語で話しかけてくるおばさん、何かを売りつけるわけでもなく、ただ単純に声をかけてくる。

自転車を横付けして英語で話しかけてくる若者もいた。

若 「ジャパニーズか?」

僕 「そうだよ。」

若 「バガンに何日滞在するんだ?」

僕 「決めてないんだけど、3日か4日だね。」

若 「そうか、じゃあな。」

それだけ会話をするとどこかに行ってしまう。

自転車で走っていると馬車に乗っているよりも、バガンを身近に感じる事が出来る気がした。
それと、自転車に乗る事のもう一つの利点は、走っていて何となく気になったパヤーにすぐに行けること。
そのかわりこんな感じの田んぼのあぜ道のような所を自転車で漕ぐハメになる。
道 バガン


『地球の歩き方』に載っていないようなパヤー。
本に載っていないパヤー
ミーウーチャンダー・パヤー。
このパヤーは80歳過ぎの人の良さそうな僧侶と6,7歳の僧侶が3人いた。
子供の僧侶が一生懸命お経をあげていた。

お経が一段楽したところで話しかけてみると、英語が通じない。
身振り手振りで写真を撮って良いかと尋ねると、本堂の鍵を開けるので中でお祈りをしていきなさいらしい事を言われる。
ミノチャンター

お祈りをした後で、仏像の前の賽銭箱にお布施をするとお爺さん僧から丁寧に拝まれる。
こちらも、僧侶に向かってしっかりと手を合わせ拝みあいをした後で、アーナンダ・オーチャウンに向かう。
王と仏陀の生活について描かれたフレスコ画があったが、内部は撮影禁止。
亀 ミャンマー
外に置いてあった亀。 こんな置物が欲しくて探し回ったがどこにも売っていなかった。

気がつくと、12時を回っていたのでアーナンダ寺院の近くにあったレストランに入ると、日本人らしき男女が座っている。
どこかで見たことのある女の人だと思っていると、

女 「こんにちわ。」

と声をかけられる。
よくよく見ると、日本からミャンマーに来る飛行機で隣に座っていた人だった。
翌日、ポッパ山に行こうと思っていた僕はポッパ山まで行く車のシェアをする人を探していたところだった。
その事を切り出してみたが、あいにく良い返事は返ってこなかった。
しばらく話をした後で、二人と別れた。

他の席に座っていた日本人に話しかけられ、ミャンマーの情報交換をするべくしばらく話し込む。
残念な事にこの方は今日ポッパ山に行ってきたばかりでシェアする事は出来なかったが、ポッパ山についての情報を色々教えていただく事が出来た。
日本語を話したい病にかかりかけ、嗚咽を堪えていた僕としてはかなりありがたい時間になった。
 
小一時間ほど話をした後で別れを告げ、再び自転車でバガンを走り始めた。


その2に続く。
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コメント一覧

#952
あのガリガリに痩せた像は、スペースバンパイアで、生気を吸い取られたギミックにソックリです。
こんな事言うと罰当たりそおお。(笑
#953
前回のすらりとした仏像、冗談抜きでとても素敵です。
しかし、ピーターさんの旅行記を拝見していると、
「っつれってぇーにぃ~げってよぉぅ~(ったらったーたーらりらった)
っついってーお~いーでーよぉう~」
と何やら聴こえてきてくるような気持ちになります。
私もお供に連れて行ってくだサイ。
#955
成金社長のような仏像うける。ありがたみが微妙ね。
身振りで写真撮っていいか?と聞くピーターさんの姿が
すごーくリアルに浮かんできますわ・・・
で、そんな自分にちょっと笑っちゃうけど惚れ惚れもしちゃう。。。


#956 はじめまして。
はじめまして。
仏像っと聞くと、日本での仏像のイメージしかなかったので、
今回ミャンマーの仏像を見てビックリしました。
なんか、ぜんぜん違いますね・・・。表現豊かと言ったらよいのか。。。
私は、この夏に初☆海外旅行で上海に行ってきたのですが、話しかけてくるのはみんな押し売りばかり。
いらないっと断っても、腕をつかんできて正直恐怖を感じたり。
なので、ピーターさんの日記を読んでみると、自転車の鍵を直してくれたり、押し売りとかではなく、ただ単に話しかけてくれたりと、すごくほのぼのあったかい感じがしてうらやましいです。
私も、そんな感じの旅をしてみたいなぁーっと思ってしまいました。
#957 ミヤンマー
 ミヤンマー。不思議な国だなぁ。いい人多いし。でも1000チャット。
#958 Marcyさんへ
ガリガリの人はなんだかわからずじまいでしたが、多分偉い人です。
バチが当たっちゃいます。
#959 かわっぺりさんへ
ミャンマーは素敵な仏像がいっぱいです。
読んでいて歌が聞こえてくる旅行記ってなんかいいですねぇー。
#960 masaさんへ
ミンガラーバー。
ポッパ山とは別のところですよね、湖渡って行くところ。
知ってますが、名前忘れました。
お金の関係で僕は行きませんでした。
#961 小包さんへ
身振り手振りは大事。
それでなんとかなるから。
小包さんも重々承知なはずです。
#962 sooさんへ
ミャンマーはホノボノ感がありました。
バガンでは・・・。
ミャンマーでも都会はあんまりホノボノしてなかったですが、オススメです。
#963 kevinさんへ
不思議な国なんです。
良い人は良い、悪い人は悪い。
そんな感じですが、全体的には良いです。

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